現実療法という心理療法は、非行少年であったり、非行少女に非常に有効となるカウンセリングです。非行少年や非行少女の更正に携わっていた、グラッサーのが考案したものです。
それまでの心理学の主張としては、人が何か行動を起こす場合には、その人が内側に持っているものによって起こされるものではなく、周りの環境、つまり外部からの刺激からくる反応であるというものでした。しかし、グラッサーの考えとしては、人の行動を引き起こすものはすべて、自分の選択だと主張しているのです。
非行を起こしてしまうような子どもは、どちらかというと現実逃避的な行動が多いようだということです。ですから、現実をしっかりと認識できるようにしてあげることが、とても大切ということなのです。
ですから、グラッサーは彼らに対して、意味もなく寛容になってはならず、責任であったり、意思を確認することが大切といいます。 そして、現実療法というものには三つの前提があるのですが、まずはクライアントが幸せではないのは、自分が満足することが不可能な人間関係しかないからということです。
そして、次にクライアントが満足することができないような人間関係であるのは、どちらか一方か、それとも両方が関係を良くしようとしていて、外的コントロールが利用されているからである。そして、最後にそういった関係によっては、苦痛がもたらされるので、どちらか一方か、もしくは両方が相手が利用している外的コントロールを避けていて、そこから逃れるように行動しているからです。
スポンサードリンク