うつ病治療のカウンセリング手法として、ゲシュタルト療法というものがあります。このゲシュタルト療法というカウンセリング手法は、うつ病治療が目的というわけではなく、ほかにも精神的な疾患を持っている人に対して、自分の内にこもったりせずに、自発的に活動することができるようサポートしたりもします。
もしくは、普段の生活の中で、自分自身を成長させることを、邪魔する障害物が現れた時に、それに対応できるような力を養うのがゲシュタルト療法の目的です。
このゲシュタルト療法というものは、ユダヤ人の精神科医が始めたものが起源で、ゲシュタルト心理学が元になっています。そして、日本に渡ったときに、京都にある大徳寺によっての参禅体験であったり、ドイツの社会心理学者であるエーリヒ・フロムや、仏教学者の鈴木大拙などから、大きな影響を受けました。
セラピーであったり、カウンセリング治療が中心になっていますが、うつ病治療にあたってのカウンセリングの、来談者中心療法の原理と同じ様に、まず相談者に共感する、そしてそれを理解する、といった手法になります。
そして、ゲシュタルト療法の最大の特徴としては、今までにどんなことをしたか、もしくは何が原因でそうなったのかという考え方はしません。
過去の体験などよりも、今どんなことを話しているかということ、そして思考よりも、そのときの感情体験をしていくことが目的となっていて、本人が自分の感情に気づくように導きます。そして、ほかの特徴としてうつ病治療の中では珍しいグループワークショップをすることも挙げられます。
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